ついにやってきたこの日。
千葉訓練士会の訓練競技会。
この間からノドを傷めてしまい声が全く出せなくなってしまった。
おまけに出掛けは雨・・・
一抹の不安を抱えつつ、会場へと急ぐ。
会場では訓練仲間のKさんご夫妻とTさんに会う。
場所を取ってタープ張り。
車から荷物の搬入を済ませる。
先生が予め受付をしてくださっていたのでご挨拶。
私の声が出なくなったことを話したら先生驚いていた。
大声が出せないということになり、急遽科目の変更をすることとなってしまった。
招呼、障害飛越といった大きな声で指示を出さなければならない科目は外すことに。
折角練習していた科目なのに実施できないのは何とも悲しい。(;o;)
結局無難な科目でまとめることになった。
まめたと出場したアマチュア3部は非常に出陳頭数が多く当日受付を含めて20頭。
午前中既にリンク周辺は長蛇の列。
長い時間リンクの側で待たしているとまめたのテンションが下がるので、今日はお昼休みの休憩が終わってからすぐ出陳しましょう、ということになり多少は余裕?!
しかし、この余裕が後になって命取りになってしまうのだった。
お昼過ぎになってから急に風が強くなり暴風状態。
建てたタープも危険ということでみんなで手分けして撤去。
暴風に加え寒さも強くなってきた。
このまままめたを外でバリケン係留させておくと大変と、慌てて車に戻す。
何かいや~な予感を覚えつつも、出陳の時間になってしまった。
今日は先生に何から何まですっかりお世話になりっぱなし。
緊張でまめたのテンションが下がらないようにと、わざわざ出陳の順番取りまでしていただいた。
まめたはお昼過ぎに5番目の出陳になった。
いざ名前を呼ばれてリンクに入ると、外とは違う異様な風の強さを感じた。
案の定まめたは異様な風の強さにすっかり怯えモード。
審査員に「始めてください」と言われ
脚側紐付きでスタートしようとしてもなかなか後へで左に付かない。
声が出ないし風が異様に強くかき消されてしまいなかなかまめたに伝わらない。
私、仕方がないので左足を叩いてまめたを促してようやく脚側でスタートできた。
脚側の紐付きはまぁまぁの出来だったのだけど、
紐を外しての脚側になったら途端に風に吹かれて私から離れてしまった。
この字のターンもあれだけ練習したのに一瞬姿が見えなくなるほど遅れてしまった。(>_<)
据座も私の「待って」が「立って」に聞こえたのか、私が離れて振り向くと立って私のところに来ようとしていた。
慌てて「待て」をかけたのだけど通じない。
いつもなら大声で「待て」をかければ例え立ってしまっても動かず待てるまめたなのだけど・・・
審査員の「ここで終わりです」の一言で次の科目に移る。
停座はスタート地点から「後へ」で一歩前に出てまめたを左に付かせて座らせるという科目。
これは難なくクリアー出来た。
その場の伏臥は恐れていた通り一回で出来ず二度の声符。(--;)
強風に押されてしまいどうしてもまめたが怖がってしまい動きが悪くなってしまった。
その場の立止、こちらは一回でクリアー。(´▽`)
次に
立って待つこれはまめたを立止させてから5m離れて待たせるという科目。
大丈夫かなぁ~と思ったけどこれは案外良かった。
次は問題のダンベル関係の技三連発。
最初に
咥えてなのだけど、拒絶気味。
何とか咥えさせて審査員の「ハイ」という合図で出させたら、まめたのやつベロ~っと出して危うく落としかけた。。。
咥えて歩くは私のミスがあってまめたに可哀想なことをしてしまった。
直線で5m歩いて止まればいいものを、この字コースを回ろうとしてまめたと接触してまめたがダンベルを落とすという致命的なミス。
他の方々の行なっているところを見ていたのだけど、いざ自分がやるとなると頭ん中真っ白状態になってしまった。
これは本当にまめたに悪いことをしたと大後悔。
最後の
持来は、本来なら10m先までダンベルを飛ばさないとなのだけど、中途半端な距離にしか飛ばせなかった。
それでも審査員の合図を待って「持って来い」と言ったら速攻で取りに行ってさっと左に付いてくれた。
これには私も大感動!!
最後に審査員の先生にご挨拶して競技終了。
本当なら審査員の先生に出来はどうだったかなど講評していただける場合があるのだけど、今日は私が審査員の講評を聞く前に既に「お疲れ様でした」と言われてしまった。
今日の出来からすれば講評を聞くまでもないというところなのかもしれない。
それでも持来で、まめたが嬉々としてダンベルを取りに行ってきちんと脚側に付いてくれたことが何よりも嬉しかった!
9割不出来だったけど、持来が上出来だったから持来だけは10点あげたいくらいだ。
トータルポイント87.3点(100点満点中)で下位から数えた方が早い順位だった。
でも、今日の私の具合の悪さと暴風を思えばまめたにしたら上出来ってところかもしれない。
残念ながらリザーブは取れなかったけどね。
寒くても良いから暴風だけは吹かないで欲しかったと思ってしまうのは本音。
帰りは疲れ切ってしまい最後までいられず途中帰宅。
ウウウ、それにしても疲れた一日だったよぉ~
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