去年の訓練士会の訓練競技会で、私はとても苦い経験をした。
去年の競技会当日の天気は暴風吹き荒れるめっちゃ寒い一日だった。
私はまめたとアマチュア3部に出場したのだけど、出る順番はゼッケン通りと思い込み、フィールドの前で列に並びひたすら順番が来るのを待っていた。
暴風吹き荒れる中、まめたをフィールド前に連れて行って列に並んでいたところ、3部の審査員のS先生が「順番はゼッケン通りじゃないんだから、こんなに暴風吹き荒れる中犬を待たせていたら敏感な犬は反応して動きが悪くなるよ」と仰る。
今まで列に並んでいた人達がことごとくフィールド前から退散。
しかし、私が間借りしていたテントはフィールドからかなり離れた場所にあった。
そこまで戻ってまた出てくるのもと思いフィールドから少し離れた場所でまめたと待機していた。
しかし、まめたが時間を追うごとにテンションが下降してしまい、しまいには名前を呼ばれてフィールドに入るときになったら拒絶してしまった。
冷たい暴風が吹き荒れる中、必死で緊張と寒さと闘っていたおまめちゃん。
競技結果は散々な出来だった。
成績は出陳した犬の中で最下位。(--;)
最後に審査員のS先生から「もっと犬の状況などを見極めて出さないとだめ」と言われてしまった。
まめたみたいに神経質な犬は競技会場の雰囲気を敏感に察知する。
音や人々の気配、気温、指導手である私の反応の違い・・・
競技が始まる前から既に競技は始まっているのだ。
今度の競技会は出陳する順番はゼッケン通りじゃないそうなので、当日会場に行って私がしっかり状況を把握しないといけない。
まめたが緊張せず一番良い状態で出したいし。
去年みたいな苦い経験をしないためにも、まずは私が落ち着いて状況把握できるようにしないと・・・
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