今日は久しぶりの教室の日だった。
今日は5月の試験で合格できたので、そのための申請書類と申請代金を先生にまだ支払っていなかったこともあったのでまめたと出かけることにした。
今朝は予報に反して朝から暑かったこと暑かったこと~
カラリとしていればいいけど今の時期湿気が酷い。
高温多湿が犬には一番堪える。
グラウンドに着くと既に教室が始まっていた。
今日はもうまめたは訓練することもナシ、受付けのところで事務局の方や見学者の方々とお話したり。
まめたは日陰のところに置いたバリケンの中でしばし休憩。
しばらくして前半のメニューが終了して休憩時間になり、先生方や参加者の方々が受付けに戻ってきたのを見計らい申請書類とお金を先生にお願いした。
これで今日の任務完了。
あとは合格証書がJKCから送られてくるのを待つだけとなった。
任務も無事完了して、バリケンの中でお休みしていたまめたを外に出して少し遊んでやった。
休憩時間でグラウンドには誰もいなかったので久しぶりに低い障害でジャンプするの練習を少々。
障害飛越、全然やっていなくてもちゃんと覚えていたよ。(*^^*)
今日は簡単なアジの練習道具もあったのでスラだけちょびっと練習。
こちらも完成とはいかないけど、リードを外しても「入れ」「来い」でゆっくりだけど全部のバーをクリアー出来た。
しかし、何度か遊んでいるうちに暑さが堪えたのか、途中で「もう遊ぶのいやぁ~」と言わんばかりに吠え出して脱走する体勢に。
あまりにうるさいので頭にきた私、無言でほえるまめたに背中を向けて歩き出す。
私が反対方向に歩き出したら慌てて私のところに走って寄ってきたおまめちゃん。
そっと側に寄ってきてくれたので、そっと首輪を掴んでリード装着。
まぁ今日は大人しく脱走暴走せず戻ってくてくれたし、暑さに参っていたのだろうからと、そのまま静かにバリケンに戻した。
そんなこんなでお昼過ぎに教室終了となった。
今日で本当に教室卒業だね、おまめちゃん。
今までにお世話になった先生方にろくにご挨拶もせず帰ってきちゃったことが心残りだけど、感慨もひとしおである。
2002年の9月から教室に通い始め、それから苦節3年と少々で何とか目標達成することが出来た。
7歳から訓練を始めるにあたり、当初は先輩や訓練士の先生方から「遅い時期から始めるのだから他の人以上に苦労することになるよ」と言われた。
訓練がどんなものかもわからなかった私は、とにかく訓練をやってまめたと一緒にアジリティーをやりたいという一思いでいっぱいで、それからどれだけ苦労することになるか、そのときは知る由もなかった。
教室に通い始めてから半年で競技会に出ることとなったときも、最初はどれだけ難しいことなのかも解らないまま会場に行き、そこで思い切り打ちのめされたのだった。
それでも懲りずに何度も競技会にチャレンジして、ようやく何とか形になってきた。
そこまで辿り着くにも苦労の連続だった。
まめたはしっかり付いてきているのに私の態度が悪く足を引っ張ったり、競技会の雰囲気に飲まれてパニックに陥ってしまいまめたに可哀想なことをしたり・・・
それでもまめたと一緒に一つのことをやり遂げることがどんなことなのか、少しずつだけど解ってきたような気がした。
まめたと心と心の通い合いが出来てまめたが応えてくれたときの喜びはナニモノにも換えがたいものがある。
それが解っただけでも充分である。
それから去年からは念願のアジリティーの練習にも参加出来た。
今年の春は初めてアジリティーの競技会に出て、ビギナーコースだったけどノーミスでクリーンランできた。
入賞こそ出来なかったけど、初めてフィールドで一緒に走れたことは大きな思い出になった。
苦労もあったし泣いたこともあったけど、それに見合うだけの充実感も味わうことが出来た。
本当に沢山の方々の支えがあったからこそこうやって素晴らしい体験が出来たと思う。
まめたは足腰が弱ってしまい残念だけどアジリティーはもう無理。
だけど最初で最後の競技会で素晴らしい思い出が作れて本当に幸せなことだった。
ここまでこれたのも、教室でお世話になった先生方や事務局の皆様、アジ練でご一緒させていただいた皆さんのおかげと思うといくら感謝してもしきれないくらいだ。
これからはマイペースで楽しみながら小技の練習をしたり遊んであげたいと思う。
まだまだ年とはいえラグもまめたも元気だからね。