今朝、まめたと練習していると、一人の女性の方が自転車で近付いてこられた。
ちょうど練習も終わる頃でひとしきりまめたと遊んだ後だった。
「先ほどからずっと拝見しておりました」って言われちょびっと(*^-^*)> テレル
その方ずっと私とまめたの練習風景を眺めていらしたそうな。
何やらそのお方犬を飼いたいらしくブリーダーさんなど市内市外のブリーダーさんやショップを回っておられるのだそうだ。
私とまめたが通っているしつけ教室のお話もしたらN大先生のこともご存知でいらした。
あれこれ犬談義に花が咲き、あっという間に時間が過ぎた。
私とその女性の方とは今日が初対面。
初対面でも犬談義となると壁が取り払われるようだ。(笑)
そうこうしているうちにまめたの訓練の話になった。
まめたの年齢を聞かれ11歳になるんですよ、と答えたら驚かれた。
とても11歳には見えないですね、と言われ私も満更じゃない。
今度19日に競技会に出るんですよ、と言ったら「頑張ってください」って応援されちゃった。_(^^;)ゞ
その方我が家が住むマンションのすぐご近所だった。
いつも訓練している時間を話したら「また会いたいです」とまで言わた。
また機会があったら会えるなかぁ~
その方も良い犬との出会いがあったらいいね。
さて、今朝二つ目の嬉しかったこと。
同じく練習している途中での出来事。
同じマンションに住むご夫婦が散歩で通りかかられた。
ご主人は脳梗塞を患い足がご不自由になられ毎朝奥様に車椅子を引かれて散歩されている。
今朝も練習している側を車椅子を引いて奥様が通りかかられた。
そのとき丁度まめたとロングリードを付けて脚側の練習中だったのだけど、奥様がまめたのことを気に入って近付いてこられた。
私は即座にリードを引いてまめたを座らせて待たせた。
まめたは大人しく車椅子が近付いても驚いたりする気配もなく、かえって車椅子を引いて奥様が近付かれると尻尾フリフリ状態だった。
突然立ち上がったりすることのないように、私がまめたのリードを短く持ってそっと車椅子に近付く。
ご主人も特に近付くまめたを拒絶するわけでもなく、車椅子の側で座ったまめたをそっと触ってくださった。
触られたまめたも大人しく撫でられていた。
ご夫婦とはたまに散歩の途中で会ったりしているので私も充分状況が解っていた。
突然立ち上がったり飛びつくことのないまめたはご夫婦にとって癒し犬になっているらしく、今朝はいつも無口なご主人もまめたを触りながらご満悦という表情を浮かべられていた。
私、思い切ってご主人に持っていたジャーキーを渡して「まめたにおやつ上げてくださいませんか?」と話してみた。
左手がご不自由なご主人だったけど、そっと左手を出して私のジャーキーを手に受けてくださった。
まめたに待てさせてご主人の手のジャーキーをそっと受けるように指示を出したらそっと手からジャーキーを取って食べた。
それを見たご主人、会話が不自由ながらも「うんうん」と言って喜んでくださった。
時間にしたらわずか10分もない間の出来事だったけど、様子を見ていた奥様もとても喜んでくださった。
奥様、体が不自由なご主人の介護をされて毎日大変だとたまに愚痴をこぼしていたのだけど、こうやって散歩のときにでもまめたと会ってまめたに触れることで少しでも心や体の癒しになっているとしたらこんなに嬉しいことはないと思った。